タイ古式マッサージ

背中のこりの原因は何か。「痛む場所で内臓の病気が分かる」は本当か、医学会の資料から

背中が重い。肩甲骨のあたりが張って、腕を回すとつっかえる感じがする。座りっぱなしの日が続くと、夕方には背中がこわばっている、という方もいらっしゃると思います。

調べるうちに、「右の背中が痛むのは肝臓」「左は胃や心臓」といった説明を目にして、不安になった方もいるかもしれません。

この記事では、背中のこりの原因について、当店が確かめたことをまとめました。もとにしたのは、消化器や循環器、泌尿器、皮膚、整形外科の学会や国の機関が公開している資料と、海外の研究です。

先にお答えします。関連が報告されているのは、体を動かす時間が少ないこと、座った姿勢が続くこと、気持ちの緊張が続くことです。どれも、背中の筋肉の状態や背骨の動きとの関わりです。ただし、この記事でご紹介する研究は、こりの感じ方そのものを測ったものではありません。原因と確かめられたものでもありません。

一方で、背中の痛みは、心臓や大動脈、膵臓、腎臓などの病気でも出ることがあります。学会の資料を並べると、痛む場所だけで、どの内臓の病気かを言い当てるのは難しいと分かります。

そこでこの記事では、最初に、すぐに119番に電話していただきたい症状と、早めに受診していただきたいときをお伝えします。その上で、病気ごとの違いと、研究で分かっていることをご紹介します。

この記事で取り上げるのは、次の点です。

  • すぐに119番に電話していただきたい背中の症状
  • 背中のこりや痛みで、早めに受診していただきたいとき
  • 「痛む場所で内臓が分かる」という説明を、学会の資料で確かめた結果
  • 座る時間や運動、ストレスと背中の関わりについて、研究で分かっていること
  • テニスボールやフォームローラー、マッサージ器を使うときの注意

最初に、すぐに119番へ電話していただきたい背中の症状からお伝えします。

すぐに119番に電話していただきたい背中の症状

最初に、こりとは別に、様子を見ないでいただきたい症状からお伝えします。

総務省消防庁は、「救急車利用マニュアル」を出しています。その中で、大人の方の胸や背中の症状として、次のようなときはすぐに119番に電話するよう呼びかけています。

  • 胸や背中の、突然の激しい痛み
  • 胸や背中の、痛む場所が移動する
  • 胸の中央が締め付けられるような痛みが、2〜3分続く
  • 急な息切れや、呼吸が苦しい

国の循環器病の研究機関(国立循環器病研究センター)は、大動脈解離という病気について解説しています。多くの場合は前触れがなく、突然、胸や背中の激しい痛みとともに起こるとされています。

同じ解説では、突然の胸や背中の激しい痛みについて、様子を見てよい病気はないとしています。その上で、一刻も早く救急車を呼ぶよう呼びかけています。

心臓の血管が詰まりかける病気(急性冠症候群)についても、同じ機関が解説しています。冷や汗を伴う強い胸の痛みや、15分以上続く症状は危険だとされています。

時間の目安は、資料によって書き方が違います。消防庁のマニュアルは、胸の中央が締め付けられる痛みが2〜3分続けば119番としています。

この病気の痛みは、顎や首、肩、みぞおち、背中、腕に広がることがあります。胸に症状がなく、こうした場所だけに出ることもある、と書かれています。

救急車を呼ぶか迷うときは、救急相談の窓口(#7119など)に相談できます。窓口の番号は、地域によって異なることがあります。消防庁の救急車利用マニュアルには、迷ったらかかりつけ医に相談しましょう、とも書かれています。

背中の痛みと一緒に冷や汗が出るときも、こりと思い込まず、上の症状に当たらないかを確かめてください。

背中のこりの多くは、このような急な症状とは違います。ただ、いつものこりと思っていたら急に痛みが強くなった、ということもあります。そのときは、この章の症状に当たらないかを先に確かめてください。

背中のこりや痛みで、早めに受診していただきたいとき

救急車を呼ぶほどではなくても、医療機関で調べていただきたいときがあります。循環器、皮膚、泌尿器、消化器、整形外科の資料をもとに、次の7つにまとめました。

  • 運動したときや強いストレスを感じたときに、胸や背中に痛みや圧迫感が出る
  • 背中の片側に、ぴりぴりした痛みやかゆみが続き、赤い発疹や水ぶくれが出てきた
  • 脇腹と背骨の間あたりが痛む、または叩くと強く痛む
  • 食事の少し後に、みぞおちや右の肋骨の下が痛む、右肩に抜けるように痛む
  • お酒や脂の多い食事の後に、お腹や背中が痛む
  • 背中や腰が痛くなった後に、背中が丸くなった、身長が縮んだ
  • 若い方で、腰や背中、胸の痛みに朝のこわばりがあり、動かすと軽くなる

1つ目は狭心症など心臓の病気、2つ目は帯状疱疹の解説をもとにしています。3つ目は腎臓の病気、4つ目は胆石、5つ目は慢性膵炎の解説によります。6つ目は骨粗鬆症による背骨の骨折、7つ目は強直性脊椎炎という病気の解説をもとにしています。

どれも、背中のこりと思っている症状の中に混ざることがあるものです。当てはまるときは、こりをほぐす前に医療機関で相談してください。なお、胸や背中の突然の激しい痛みは、場所にかかわらず、最初の章のとおり119番の対象です。

受診のときは、いつから、背中のどのあたりが、どんなときに痛むかを伝えられるようにしておくと、話が進みやすくなります。食事や運動、お酒との関係も、手がかりになります。

持病で通院している方は、まず主治医に相談するのもよい方法です。ふだんの体の様子を知っている医師のほうが、変化に気づきやすいことがあります。

「痛む場所で内臓が分かる」は本当か。学会の資料で確かめました

インターネットでは、右の背中は肝臓や胆のう、左の背中は胃や膵臓や心臓、と場所ごとに内臓を当てはめた説明をよく見かけます。ここでは、その説明が学会の資料と合っているかを確かめます。

ご紹介するのは、病気の解説として公開されている資料に書かれていることです。病気かどうかの判断は、医療機関での診察や検査で行います。肝臓の病気については、この記事では資料を確かめていないため、取り上げていません。

大動脈と心臓の病気

大動脈解離は、最初の章でお伝えしたとおり、突然の胸や背中の激しい痛みで起こることが多い病気です。大動脈は体の中心を通る太い血管で、痛みは左右どちらかに決まっているわけではありません。

国の循環器病の研究機関は、大動脈にこぶができる病気(大動脈瘤)についても解説しています。こぶが破れると、激しい胸や背中の痛みが出るとされています。

心臓の病気では、狭心症の解説に、胸の前のあたりに、時に左腕や背中に痛みや圧迫感が出る、とあります。運動したときや強いストレスを感じたときに起こりやすいとされています。

最初の章でお伝えしたとおり、心臓の血管が詰まりかける病気では、胸に症状がなく、背中などに出ることもあります。「左の背中は心臓」と決めてしまうと、右や真ん中の痛みを見落とすおそれがあります。

胆石

消化器の学会は、患者さんとご家族向けに胆石の解説(2023年版)を出しています。痛む場所は、右の肋骨の下やみぞおちとされています。右肩に抜けるような痛みが出ることもある、と書かれています。

食事の少し後に痛むことが多い、ともされています。白目や皮膚が黄色くなる、熱が出る、といった症状が出ることもあります。

この解説には、「右の背中が痛む」とは書かれていませんでした。書かれていないことは、起きないという意味ではありません。ただ、「右の背中は胆のう」と言い切れる記述も見当たりませんでした。さらに、胆のうの中の石の8割、胆管の中の石の2〜3割は、症状がないとされています。石があることと痛みが出ることは、必ずしも一致しないということです。

膵臓の病気

同じ学会の慢性膵炎の解説(2023年版)では、40〜50歳代で発症することが多いとされています。症状は、お腹や背中の痛みや、お腹の上のほうを押すと痛むことなどです。

痛みは、お酒を飲んだ後や、脂の多い食事をとりすぎた後に起こりやすいとされています。5〜10年ほど痛みをくり返すことや、痛みを感じないまま病気が進む方がいることも書かれています。

膵臓の病気では、背中の痛みが出ることがあります。ただ、解説で手がかりとされているのは場所よりも、お酒や食事との関係です。

胃や十二指腸の潰瘍

同じ学会の消化性潰瘍の解説(2023年版)では、症状はお腹の上やみぞおちのあたりの鈍い痛み、吐き気などとされています。出血すると、黒い便が出たり、血を吐いたりすることがあります。

この解説には、背中の痛みは症状として挙げられていませんでした。「左の背中は胃」という説明を裏づける記述は、この解説には見つかりませんでした。

腎臓の病気

泌尿器科の学会は、腎臓の位置を、手を後ろに回したときの脇腹と背骨の間あたりと説明しています。腰が痛いときに、とんとんと叩く場所だそうです。

尿路結石で尿の流れが詰まると、腎臓が急に腫れて、激しい痛みが出ます。腎臓に細菌が入って炎症が起きる病気(急性腎盂腎炎)では、背中の腎臓のあたりを叩くと強く痛むのが特徴とされています。

同じ解説には、大切なことも書かれています。腎臓とは関係がなく、神経痛や筋肉痛、椎間板ヘルニアなどで、同じような場所が痛むこともあるそうです。

学会は、泌尿器科の検査で腎臓に異常がなければ、整形外科の受診を勧めています。つまり、同じ場所が痛んでも、内臓のこともあれば、筋肉や骨のこともあるということです。

帯状疱疹

皮膚科の学会の解説では、帯状疱疹は、体の片側の神経に沿って、神経痛のような痛みやかゆみが出る病気とされています。数日から1週間ほどして、その場所に赤い発疹が出て、水ぶくれになります。

発疹が出る前は、痛みだけが続くことがあります。背中の片側だけが痛むときは、こりと思い込まず、皮膚の様子も見てください。軽い熱が出ることもあるそうです。

背骨の病気

整形外科の学会は、骨粗鬆症について、ふだんは痛みがないことが多い一方で、骨が折れやすくなる病気だとしています。背骨がつぶれるように折れることがあり、背中や腰が痛くなった後に、背中が丸くなったり、身長が縮んだりします。

閉経後の女性に多く、日本には1,000万人を超える患者さんがいるとされています。

同じ学会は、強直性脊椎炎という病気も解説しています。若い方に多く、男性は女性の2〜3倍とされています。腰の痛みや、胸の痛みが出ることがあります。

この病気では、じっとしているより体を動かしたほうが痛みが軽くなるとされています。朝のこわばりも特徴の一つです。「動かすと楽になるから、ただのこり」とは言い切れない例です。

病気ごとの違いを並べると

ここまでの主な病気を、表にまとめます。表の内容は、それぞれの学会や国の機関の資料に書かれていることです。

病気 資料に書かれている痛む場所 背中の痛みとの関わり 一緒に出やすいこと・きっかけ
大動脈解離 胸や背中 突然の激しい痛み 痛む場所が移動する
狭心症など心臓の病気 胸の前のあたり、顎・首・肩・腕など 胸に症状がなく、背中などに出ることもある 運動や強いストレス、冷や汗
胆石 右の肋骨の下、みぞおち 資料には書かれていない(右肩に抜ける痛みはある) 食事の少し後、黄色くなる、熱
慢性膵炎 お腹や背中 背中の痛みが症状に挙げられている お酒や脂の多い食事の後
胃・十二指腸の潰瘍 お腹の上、みぞおち 資料には書かれていない 吐き気、黒い便
腎臓の病気 脇腹と背骨の間あたり 腎臓のあたりが痛む(筋肉痛などでも同じ場所が痛む) 叩くと強く痛む、急な激しい痛み
帯状疱疹 体の片側の神経に沿った場所 背中の片側に出ることがある 数日後に発疹や水ぶくれ
骨粗鬆症による骨折 背中や腰 痛みの後に背中が丸くなる 身長が縮む
強直性脊椎炎 腰や胸 腰や胸の痛みが出ることがある 朝のこわばり、動かすと軽くなる、若い方に多い

表のとおり、資料に書かれている場所は、「右は胆のう、左は心臓」という分け方にはなっていません。胆石のように、「右の背中」とされがちな病気が、資料では右肩やみぞおちとして書かれている例もあります。

場所とあわせて手がかりになること

学会の資料では、場所だけでなく、一緒に出る症状と、痛みが出たきっかけも手がかりとして挙げられていました。資料をもとに、確かめていただきたい点を並べます。

  • 痛みが突然始まったか、少しずつ強くなったか
  • 食事の後やお酒の後に痛むか
  • 運動したときや、強いストレスを感じたときに痛むか
  • 熱、発疹、冷や汗、息切れがあるか
  • じっとしているときと、体を動かしたときで、痛みが変わるか

場所の説明を読んで「右だから肝臓」と不安になったときは、場所とあわせて、こうした点を確かめてください。思い当たることがあれば、2番目の章でお伝えした7つの目安と照らして、医療機関で相談してください。

背中のこりの原因について、研究で分かっていること

ここからは、病気ではないこりについて、関わりが報告されていることをご紹介します。どれも関わりを調べた研究が中心で、原因だと確かめられたわけではありません。

国の調査には、背中のこりの項目がありません

厚生労働省の国民生活基礎調査は、体の具合が悪いところを、人口1,000人当たりの人数で集計しています。2026年7月に公表された2025年の調査では、男女とも、いちばん多い症状は腰痛でした。

腰痛を訴えた人は、人口1,000人当たり、男性で85.9人、女性で100.8人です。女性では2番目が肩こり、男性では3番目が肩こりでした。

ただし、この調査の症状の項目に、背中のこりは入っていません。背中のこりがどのくらい多いかは、国の調査からは分からないということです。

首の後ろから背中の上にかけては、ひと続きの筋肉が広がっています。そのため、肩こりや首のこりと、背中の上のほうのこりを、はっきり分けて感じない方もいらっしゃると思います。

首のこりについては、研究から読み解いた記事もあります。

あわせて読みたい:首のこりから頭が重くなるのはなぜ?「揉んでもぶり返す」と言われる理由を研究から読み解く

胸の高さの背中の痛みは、1年で3.5〜34.8%の人にあった、という報告

2009年に発表された報告では、胸の高さの背中の痛みについて、33本の研究をまとめています。1年の間にこの痛みがあった人の割合は、研究によって3.5〜34.8%と幅がありました。

子どもや若い人、女性で多い傾向があったとされています。また、姿勢や、気持ちの面の要因との関わりも報告されています。

研究によると数字の幅が大きいため、背中の痛みは珍しくない、という程度に受け止めるのがよさそうです。

座りがちで運動が少ない人は、背骨をひねれる角度が小さかった研究

2018年に発表された、イギリスの大学の研究があります。18〜30歳の92人を、ふだんの過ごし方で3つの組に分け、胸の高さの背骨をどのくらいひねれるかを比べました。

座りがちな組は、1日7時間を超えて座り、運動が週150分に満たない人です。よく体を動かす組は、週150分を超えて運動し、座るのは1日4時間未満の人です。運動が少ない組は、座るのが1日2〜7時間で、運動が週150分に満たない人です。

ひねれる角度は、座りがちな組が約65度、よく体を動かす組が約75度、運動が少ない組が約68度でした。座りがちな組は、ほかの2つの組との間に差が見られています。

胸の高さの背骨は、後ろを振り向くときや、腕を伸ばして物を取るときに、体をひねる動きを受け持っています。

運動する時間が長い人ほど、ひねれる角度が大きい傾向も見られました。座る時間の長さだけで見ると、長い人ほど小さい傾向はありましたが、その関わりは弱いものでした。

この研究は、ある時点で人を比べたものです。座ることが原因で背骨が硬くなる、と確かめたものではありません。若い人だけを調べていることにも、ご注意ください。

座った姿勢では、背中の筋肉の張りが高かった研究

2024年に発表された、ポーランドの研究です。21〜23歳の健康な女性33人で、立った姿勢と座った姿勢のときの、背中の筋肉の張りと硬さを機器で測りました。

その結果、胸と腰の高さの筋肉は、座った姿勢のときのほうが、張りも硬さも高くなっていました。首の高さの筋肉では、姿勢による差は見られませんでした。

この研究は、姿勢を変えたその場での筋肉の状態を測ったものです。長く座り続けるとこりが出る、と確かめたものではありません。それでも、座っているときの背中の筋肉は、立っているときと状態が違う、ということは分かります。

頭を使う作業で、首から背中の筋肉が働き続けた研究

首の後ろから背中の上にかけては、僧帽筋という大きな筋肉が広がっています。この筋肉が、気持ちの緊張とどう関わるかを調べた研究があります。

1994年に発表された研究では、女性62人に、暗算や、色の名前を読む課題をしてもらいました。その結果、課題の間は、体を動かしていなくても、この筋肉の活動が高まりました。体を使う作業が加わると、さらに高まったとされています。

2008年に発表された研究では、23人にパソコンでの入力作業をしてもらいました。頭を使う負荷が高いときは、この筋肉の活動が高まり、筋肉が短く休む瞬間が少なくなっています。

どちらの研究も、筋肉の活動を測ったもので、こりの感じ方を調べたものではありません。それでも、気持ちが張りつめているとき、背中の上の筋肉は休みにくいということが分かります。

研究から言えること

体を動かす時間が少ないこと、座った姿勢が続くこと、気持ちの緊張が続くこと。どれも、背中の筋肉や動きとの関わりが報告されています。

ただ、多くの研究は人数が少なく、ある時点の様子や、その場での変化を測ったものです。背中のこりの原因はこれだ、と一つに決められる研究は見当たりませんでした。

それでも、座り方や動き方、作業の合間の過ごし方は、ご自分で変えられることです。後の章で、研究をもとに、ふだんの生活で気をつけられることをまとめています。

人の手による施術や、道具でほぐすことについての研究

こりをほぐす方法についての研究もご紹介します。どれも当店の施術を調べたものではありません。また、比べる組との差なのか、始める前との差なのかによって、意味が変わります。

痛みのある方の試験をまとめた報告

2016年に発表された報告では、痛みのある方を対象に、人の手による施術を調べた67本の試験をまとめています。このうち60本は、質が高いと判断された試験です。対象は、背中に限らず、さまざまな痛みのある方でした。

何もしない場合と比べると、痛みが軽くなる方向の結果で、報告は痛みへの対処として強く勧めるとしています。一方、見せかけの施術や、ほかの治療と比べた場合は、勧める根拠は弱いとされています。

この報告は、背中のこりそのものを調べたものではありません。何と比べるかで結論が変わる、ということにご注意ください。

人の手と道具で、背中の筋肉の硬さを比べた試験

2025年に発表された台湾の試験では、21歳前後の健康な学生30人を、2つの組にくじで分けました。一方は人の手で、もう一方は施術者が器具を使って、背骨の両脇の筋肉をゆるめる手技を受けています。

人の手の組では、施術の前と比べて、直後に筋肉の硬さと張りが下がりました。器具の組では、測ったどの値にも、はっきりした変化は見られませんでした。変化の大きさを比べても、2つの組の間に差がありました。

ただし、この試験は理学療法の手技を調べたもので、当店の施術とは違います。対象は健康な若い方で、測ったのは直後の変化だけです。こりが楽になるかどうかや、効果が続くかどうかは調べられていません。

テニスボールで背中をほぐした、腰痛のある方24人の試験

2023年に発表された試験の対象は、腰痛があり、腰の骨の動きが大きすぎる24人です。男性15人、女性9人を、2つの組に分けました。

一方の組は、テニスボール2個をテープでつなぎ、胸の高さの背骨の下に当てて、自分で動かす運動を4週間続けました。もう一方の組は、見せかけの運動をしています。

テニスボールの組は、比べる組より痛みの点数が低く、体をひねれる角度が大きくなりました。角度は、テニスボールの組が約56度、比べる組が約47度です。

一方で、腰痛による日常生活の支障の点数には、組の間で差が見られませんでした。背骨の両脇の筋肉の硬さにも、差は見られていません。

この試験は、腰痛のある方を調べたもので、背中のこりのある方の試験ではありません。24人という小さな試験であることにも、ご注意ください。

フォームローラーについて、研究をまとめた報告

2015年に発表された報告では、フォームローラーや棒状のローラーを使った14本の研究をまとめています。

その結果、運動の能力を落とさずに、短い間、関節の動く範囲が広がることが示されました。一方で、どのくらいの時間や回数で使うのがよいかについては、まだ意見がまとまっていないとされています。

この報告が調べたのは、主に運動の前後の体の動きです。背中のこりが取れるかどうかを調べたものではありません。道具を使った研究なので、当店の施術とも別のものです。

研究を並べると

ここまでの研究を、表にまとめます。研究ごとに、対象と分かったこと、読むときの注意を並べました。

研究 対象 分かったこと 読むときの注意
胸の高さの背中の痛み(2009年) 33本の研究 1年で3.5〜34.8%の人にあった 研究によって数字の幅が大きい
座る時間と背骨(2018年) 18〜30歳の92人 座りがちで運動が少ない組は、ひねれる角度が小さい ある時点の比較で、原因とは言えない
姿勢と筋肉の張り(2024年) 21〜23歳の健康な女性33人 座った姿勢で、胸と腰の高さの筋肉の張りが高い 首の高さでは差がない
頭を使う作業と筋肉(1994年・2008年) 女性62人(1994年)、23人(2008年) 首から背中の上の筋肉の活動が高まる こりの感じ方は調べていない
人の手による施術のまとめ(2016年) 痛みのある方の67本の試験 何もしない場合と比べ、痛みが軽くなる方向 見せかけの施術と比べると根拠は弱い
人の手と道具(2025年) 健康な学生30人 人の手の組は直後に硬さが下がった 直後だけ、当店の施術ではない
テニスボール(2023年) 腰痛のある24人 痛みの点数が低く、ひねれる角度が大きい 生活の支障と筋肉の硬さは差なし
フォームローラー(2015年) 14本の研究 短い間、関節の動く範囲が広がる 使い方の目安は定まっていない

人数が少ない、対象が限られている、測ったのが直後だけなど、どの研究にも限界があります。ほぐせば背中のこりがなくなる、と言える研究は見当たりませんでした。

背中のこりが気になるときに、ご自分でできること

受診の目安に当てはまらないことを確かめた上で、ふだんの生活で気をつけられることをまとめます。どれも、こりを治すと確かめられた方法ではありません。

できること もとにした資料 注意
座り続ける時間を区切り、立ち上がる 姿勢と筋肉の張りの研究 その場での測定で、こりへの効果は調べていない
体を動かす時間をつくる 座る時間と背骨の研究 関わりの研究で、原因とは言えない
気持ちが張りつめる作業の合間に、肩や背中の力を抜く 頭を使う作業と筋肉の研究 こりの感じ方は調べていない
マッサージ器は弱い強さから始める 国民生活センターの調査 異常を感じたらすぐにやめる
温める道具は、長い時間あて続けない 製品の事故を調べる国の機関の注意喚起 低い温度でもやけどになる

表の「もとにした資料」は、この記事でご紹介した研究や調査です。「注意」の欄は、その資料を読むときに気をつけたい点です。気になる症状が続くときは、表の方法を続けるより、医療機関で相談するほうを優先してください。

座り続ける時間を区切る

原因の章で、姿勢と筋肉の張りの研究をご紹介しました。座った姿勢のときは、立った姿勢のときより、胸と腰の高さの背中の筋肉の張りが高くなっていました。

仕事や家事で座る時間が長い日は、ときどき立ち上がって、姿勢を変えてみてください。電話を受けるときに立つ、飲み物を取りに行く、といった小さな区切りでもかまいません。これでこりが取れると確かめられたわけではありませんが、同じ姿勢が続く時間を短くできます。

体を動かす時間をつくる

座りがちで運動が少ない若い方は、背骨をひねれる角度が小さかった、という研究をご紹介しました。運動する時間が長い人ほど、角度が大きい傾向も見られています。

歩く、腕を大きく回すなど、ご自分が続けやすい動きを選んでください。痛みが強くなる動きは、無理に続けないでください。持病のある方は、主治医に相談してから始めると安心です。

張りつめる作業の合間に、力を抜く

頭を使う作業の間は、首から背中の上の筋肉が働き続け、休む瞬間が少なくなっていた研究がありました。

パソコンの作業が続くときは、ときどき手を止めて、肩をすとんと落とし、息をゆっくり吐いてみてください。作業の区切りごとに意識すると、続けやすくなります。

マッサージ器を使うときの注意

国民生活センターは2016年1月に、家庭用の電気マッサージ器によるけがについて調査を公表しています。2010年4月から2015年11月までに、けがなどの相談が253件寄せられていました。

相談した人の7割は女性で、約6割は60歳以上です。強く押された所の内出血や腫れが多い一方で、神経や脊髄の損傷、骨折といった重いものもありました。

機器の形で見ると、いちばん多かったのはマッサージチェアの83件です。起きた場所が分かるのは191件です。そのうち約4分の1にあたる46件は、量販店の展示や、宿泊施設、温泉施設などに置かれた機器で起きていました。

家で使うときだけでなく、お店で試すときにも、操作の仕方と止め方を先に確かめておくと安心です。

国民生活センターは、使ってはいけない病気などがあるため、買う前や使う前に販売店や医師に確かめるよう呼びかけています。使うときは弱い強さから始め、体に異常を感じたらすぐにやめるように、ともしています。

厚生労働省も、家庭用の電気マッサージ器について、取扱説明書をよく読んで正しく使うよう注意を呼びかけています。カバーを外したり、破れたまま使ったりして、衣服が巻き込まれる事故も起きています。

テニスボールやフォームローラーも、強く当てるほどよいわけではありません。2番目の章の7つの目安に当たる痛みを、道具で押してごまかさないでください。

整形外科の学会は、骨粗鬆症では骨が折れやすくなるとしています。骨粗鬆症と言われている方や、持病のある方は、道具で強く押す前に主治医に相談してください。

研究で使われたテニスボールは、背骨に当てる形でした。肋骨の下や脇腹のように、内臓に近い場所を強く押すことは避けてください。

温める道具の、低温やけどに注意

背中を温めると楽に感じる方も多いと思います。ただ、使い捨てカイロや湯たんぽなどは、低い温度でも長くあて続けると、やけどになることがあります。

製品の事故を調べる国の機関(製品評価技術基盤機構)は、2009年11月に低温やけどの注意を呼びかけました。44度で3〜4時間、46度で30分〜1時間あて続けると、やけどになるとしています。

眠ってしまうと、熱さに気づきにくくなります。背中のように自分で見えない場所は、とくに気をつけてください。

背中の様子を、書き留めておく

背中の様子を書き留めておくと、受診のときに伝えやすくなります。たとえば、次のようなことです。

  • こりや痛みが始まった時期と、続いている期間
  • 背中のどのあたりか、左右どちらか、真ん中か
  • どんなときに強くなるか(座っているとき、食事の後、お酒の後、運動したとき)
  • 発疹、熱、冷や汗、息切れなど、背中以外の変化があるか

メモがあると、医師に伝え漏れが少なくなります。

肩甲骨まわりをほぐす方法については、研究に当たって確かめた記事もあります。

あわせて読みたい:肩甲骨はがしに効果はあるのか。「意味がない」と言われる理由を、研究に当たって確かめました

背中のこりが気になる方へ、当店の施術について

最後に、当店の施術についてお伝えします。

当店には、タイ古式マッサージとバリニーズアロマの2つのメニューがあります。どちらもリラクゼーションのための施術で、背中のこりや痛みを治すものではありません。

この記事で見てきたとおり、背中のこりが気になるときにまず大切なのは、受診の目安を知ることです。当店の施術は、その代わりにはなりません。

消費者庁は2017年5月に、法的な資格制度がない手技による施術について、注意を呼びかけています。2009年9月から2017年3月末までに、こうした施術による体のけがなどの情報が1,483件寄せられていました。

そのうち240件は、治療に1か月以上かかる神経や脊髄の損傷などでした。当店のようなリラクゼーションサロンの施術も、この区分に入ります。

だからこそ当店では、強く押すほどよいとは考えていません。

その上で、受診の目安に当たらず、忙しい毎日の中でゆっくり過ごす時間がほしいときに、ご利用いただければと思います。

背中のこりが気になる方は、施術の前のカウンセリングシートで、お体の状態とあわせて、気になる場所をお知らせください。背中を押されるのが苦手な方は、そのこともお伝えください。

タイ古式マッサージは、服を着たまま受けていただきます。脚の側から順に触れていき、背中を含む上半身へ進むことが多いです。順番や圧の強さは、ご希望に合わせて調整いたします。

バリニーズアロマは、オイルを使って面で触れていく形です。背中を強く押されるのが苦手な方は、こちらをお選びになることもあります。

当店がしていること

  • 施術の前に、カウンセリングシートでお体の状態をうかがう
  • 圧の強さや姿勢は、ご希望に合わせて調整する
  • 施術中に痛みや違和感があれば、その場でお伝えいただく
  • 眠ってしまっても、終わりの時間にはお声がけする

施術の途中でも、圧や姿勢のご希望は変えられますので、遠慮なくお声がけください。

当店がしていないこと

  • 骨を鳴らすことを目的とした急な操作は行いません
  • 背中のこりや痛みの原因を見立てたり、治療したりすることはしていません
  • 妊娠中(可能性を含む)の方の施術は、お受けしていません

2番目の章の7つの目安に当たるときは、施術より先に医療機関でご相談ください。最初の章でお伝えした急な症状があるときは、施術より先に119番に電話してください。

施術をお受けできない状態については、次の記事にまとめています。

あわせて読みたい:タイ古式マッサージを受けられないケースとは?体調・持病がある場合の考え方

よくあるご質問

背中のこりの原因は何ですか?

研究では、体を動かす時間が少ないこと、座った姿勢が続くこと、気持ちの緊張が続くことが挙がっています。どれも、背中の筋肉や動きとの関わりが報告されています。ただ、どれも関わりを調べたもので、原因を一つに決められる研究は見当たりませんでした。

背中のこりは、内臓の病気のサインですか?

背中の痛みは、心臓や大動脈、膵臓、腎臓などの病気でも出ることがあります。ただ、背中がこるからといって、病気とは限りません。2番目の章でお伝えした7つの目安に当たるかを確かめて、当たるときは医療機関で相談してください。

右の背中が痛むのは、肝臓や胆のうの病気ですか?

痛む場所だけでは、病気は決められません。食事のあとに痛む、白目が黄色い、熱がある、などがあれば医療機関を受診してください。消化器の学会の胆石の解説では、痛む場所は右の肋骨の下やみぞおちで、右肩に抜けるような痛みもあるとされています。肝臓の病気については、この記事では取り上げていません。

左の背中が痛むのは、心臓や胃の病気ですか?

痛む場所だけでは、病気は決められません。運動やストレスで痛む、食事との関係がある、冷や汗や息苦しさがある、などがあれば早めに医療機関を受診してください。心臓の病気では、胸に症状がなく、背中などに痛みが出ることもあります。左右が決まっているわけではありません。

背中のこりが取れない原因は何ですか?

座る時間や運動、気持ちの緊張との関わりは報告されていますが、取れない理由を一つに決めることはできません。痛みに朝のこわばりがあり動かすと軽くなる若い方や、背中が丸くなってきた方は、背骨の病気のこともあります。7つの目安に当たるときは、ほぐす前に医療機関で相談してください。

背中が凝る病気には、どのようなものがありますか?

こりと痛みは自分では区別しにくいため、背中の痛みが出る病気としてお答えします。学会の資料には、そうした病気がいくつも書かれています。大動脈解離、狭心症などの心臓の病気、慢性膵炎、腎臓の病気などです。帯状疱疹や、骨粗鬆症による背骨の骨折、強直性脊椎炎も挙げられています。気になるときは受診してください。

背中のこりで、片側だけが痛むのはなぜですか?

片側だけが痛む理由は一つではなく、病気が隠れていることもあります。帯状疱疹は体の片側の神経に沿って痛みが出て、数日後に発疹が出ます。腎臓の病気でも、脇腹と背骨の間あたりが痛むことがあります。発疹や熱があれば受診してください。突然の激しい痛みのときは、119番に電話してください。

背中のこりは、メンタルが原因ですか?

頭を使う課題やパソコンの作業で、首から背中の上の筋肉の活動が高まり、休む瞬間が少なくなった研究はあります。ただ、筋肉の活動を測ったもので、こりの感じ方を調べたものではありません。気持ちだけが原因とは言えないため、2番目の章の7つの目安もあわせて確かめてください。

背中のこりや痛みは、何科を受診すればよいですか?

突然の激しい痛みや、痛む場所が移動するときは、すぐに119番に電話してください。それ以外で気になるときは、まず内科や整形外科で相談するのが一般的です。泌尿器科の学会は、腎臓のあたりの痛みで腎臓に異常がなければ、整形外科の受診を勧めています。発疹があれば皮膚科でも相談できます。

背中のこりは、動かすと楽になるなら様子を見てもよいですか?

整形外科の学会は、強直性脊椎炎では、じっとしているより体を動かしたほうが痛みが軽くなるとしています。動かすと楽になることは、病気にならない理由にはなりません。7つの目安に当たらないかを、先に確かめてください。

背中のこりを、テニスボールでほぐしてもよいですか?

腰痛のある24人で、テニスボールを背骨の下に当てて動かす運動を4週間続け、痛みの点数が低くなった試験があります。ただ、日常生活の支障や筋肉の硬さには差が見られず、背中のこりの試験でもありません。使うときは弱い刺激から始め、痛みが強くなったらやめてください。

背中のこりに、フォームローラーやマッサージ器を使ってもよいですか?

フォームローラーには、短い間、関節の動く範囲が広がるという研究のまとめがあります。家庭用の電気マッサージ器では、国民生活センターに253件のけがの相談が寄せられていました。使う前に販売店や医師に確かめ、弱い強さから始めてください。

背中のこりがあるとき、カイロなどで温めてもよいですか?

温めると楽に感じる方もいます。ただし、44度で3〜4時間、46度で30分〜1時間あて続けると、低温やけどになるとされています。長い時間あて続けず、眠るときは外してください。

背中のこりは、デスクワークで座る時間が長い人に多いですか?

座る時間の長い人に背中のこりが多いかを、そのまま数えた研究は、この記事ではご紹介できていません。関わりのある研究としては、18〜30歳の92人を調べたものがあります。1日7時間を超えて座り、運動が週150分に満たない組は、背骨をひねれる角度が小さくなっていました。ただ、座る時間の長さだけで見た関わりは弱く、ある時点で比べた研究です。座り続ける時間を区切り、体を動かす時間をつくってみてください。

背中のこりに加えて、冷や汗や息苦しさがあるときはどうすればよいですか?

総務省消防庁は、急な息切れや呼吸が苦しいときは、すぐに119番に電話するよう呼びかけています。胸の中央が締め付けられる痛みが2〜3分続くときも同じです。国の循環器病の研究機関も、冷や汗を伴う強い胸の痛みは危険だとしています。冷や汗を伴う強い胸の痛みや、胸や背中の突然の激しい痛み、息苦しさがあるときは、すぐに119番に電話してください。

背中のこりがあるとき、施術を受けてもよいですか?

7つの目安に当たるときは、施術より先に医療機関でご相談ください。突然の激しい痛みがあるときは、119番に電話してください。施術中に痛みや違和感があれば、その場でお伝えください。

まとめ

体を動かす時間が少ないこと、座った姿勢が続くこと、気持ちの緊張が続くことは、背中の筋肉や動きとの関わりが報告されています。ただ、背中のこりの原因を一つに決められる研究は見当たりませんでした。

「右の背中は肝臓、左は心臓」のような、場所で内臓を当てはめる説明は、学会の資料の書き方とは違うところがあります。場所だけでなく、一緒に出る症状と、痛みが出たきっかけも手がかりになります。

痛みが突然始まったか、食事やお酒の後か、運動したときか。熱や発疹、冷や汗、息切れがあるか。こうした点を確かめてください。

胸や背中の突然の激しい痛みや、痛む場所が移動する痛みがあるときは、すぐに119番に電話してください。胸の中央が締め付けられる痛みが2〜3分続くときや、急な息切れ、冷や汗を伴う強い胸の痛みがあるときも同じです。

次の7つのときは、早めに医療機関を受診してください。

  • 運動したときや強いストレスを感じたときに、胸や背中に痛みや圧迫感が出る
  • 背中の片側に、ぴりぴりした痛みやかゆみが続き、赤い発疹や水ぶくれが出てきた
  • 脇腹と背骨の間あたりが痛む、または叩くと強く痛む
  • 食事の少し後に、みぞおちや右の肋骨の下が痛む、右肩に抜けるように痛む
  • お酒や脂の多い食事の後に、お腹や背中が痛む
  • 背中や腰が痛くなった後に、背中が丸くなった、身長が縮んだ
  • 若い方で、腰や背中、胸の痛みに朝のこわばりがあり、動かすと軽くなる

テニスボールやフォームローラー、人の手による施術については、研究はあるものの、人数や対象、測った期間に限界があります。マッサージ器は弱い強さから始め、温める道具は長い時間あて続けないでください。

目安に当たらなくても、こりや痛みが続くときは医療機関でご相談ください。その上で、ゆっくり過ごす時間がほしいときは、どうぞお気軽にお越しください。お待ちしております。

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タイ古式マッサージとバリニーズアロマの2つに絞り、どの店舗も完全個室です。卒業試験に合格したセラピストだけが担当し、背中への圧の加減もご希望に合わせます。

※当店の施術はリラクゼーションを目的としたものであり、医療行為ではありません。疾病の治療や症状の改善を目的とするものではなく、診断や治療は行っておりません。胸や背中の突然の激しい痛みがあるときは、119番に電話してください。背中のこりや痛みが続くときは、内科や整形外科などの医療機関にご相談ください。

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